滑膜炎‐関節炎

【診断】  関節リウマチ の疑い

 これはすでに変形性膝関節症という診断がつけれられて、 ヒアルロン酸の注射をしたのに良くならないという場合です。 膝の腫れは関節水腫いわゆる水がたまった場合と、 膝関節の内面の膜(滑膜)が炎症を起こしている(滑膜炎)場合があります。 もちろん、両方が同時におこっていることもあります。 その原因の一つとして関節リウマチがあります。 血液検査をするとリウマチ因子が陰性でもMMP-3という検査項目が上昇していることがあります。 これが上がっているだけでは関節リウマチだとは言えませんが、関節の炎症と関連があります。

【治療】

  1. まずは炎症をおさえることです。注意点は、
    1. 膝の曲げ伸ばしを必要以上に繰り返さない。特に体重をかけての屈伸はなるべく避ける。
    2. 膝を温めすぎない。長い入浴は禁物。運動後や入浴後は、膝の前面を冷たいタオルで冷やす。 (膝が冷えて痛む人は、膝の裏だけ温めて下さい。)
  2. <内服薬> 消炎鎮痛剤。必要に応じて短期間ステロイドを使うこともあります。また漢方薬(越婢加朮湯、柴苓湯など)が意外に効果があります。
  3. 関節リウマチの初期と考えられる場合は、最初から抗リウマチ薬を用いることで良い結果が得られます。

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