【診断】  肩関節周囲炎

 俗にいう四十肩、五十肩です。30代でも60代70代でもおこります。 両肩が同時に痛くなった場合、関節リウマチの初期症状であることもあります。

【治療】

  1. まずは炎症をこじらせないように。 ― 入浴後は肩を冷やす。肩に力をいれて無理に動かさない。
  2. 肩関節周囲の筋肉のストレッチ。ただし、力を抜いて。
  3. リハビリで肩関節周囲の炎症をおさめて、動きを改善する。
  4. 内服薬      ― 消炎鎮痛剤、場合によっては経口筋弛緩剤
  5. それでも改善しない場合は、肩関節への注射や肩甲上神経ブロック
  6. が有効です。なお注射には2通りあって、ひとつは炎症を抑える注射、 もう一つは肩関節のまわりの摩擦を減らして動きを改善するヒアルロン酸の注射です。症状によって使い分けます。
  7. リハビリや注射でも肩の動きが改善しない場合は凍結肩かも知れません。 この場合、肩関節の癒着をはがすために関節授動術を行う必要があります。

<注意>
 痛いからといって動かさないと、肩の動きが悪くなって場合によっては固まってしまいます(凍結肩)。 逆に無理に動かすとかえってひどくなることもあります。特に、肩を動かすと音がする人は要注意。

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